江戸後期 | 19世紀
伝統の画法「六様式」
飯田屋風(いいだや)天保2年1831〜
題材は唐人物が主流。赤の細密描法を中心に、さらに金彩を施した赤絵金襴手など気品に満ちた作風。
永楽(えいらく)慶応元年1865〜
全面に赤を下塗りし、その上に金のみで文様を描く金襴手という手法。豪華さと洗練された美しさが魅力。
庄三(しょうざ)天保12年1841〜
赤絵や金襴手、古九谷、吉田屋の手法を巧みに取り入れた彩色金襴手。明治以降は輸出産業の主流に。
4つの時代から九谷焼の歴史をたどる九谷焼、360年の物語